カテゴリ:味噌の歴史( 2 )


2007年 06月 28日

ある宇宙飛行士の一言が・・

若田光一さんが以前シャトルに搭乗した際、味噌汁とか日本食を食べ体みたいといったことがきっかけで次回の搭乗の際には鯖の味噌煮や赤飯、緑茶 羊羹など29品目が宇宙日本食として認証された。それにしても若田さんの口からの第一声が味噌汁とは味噌屋にとってはうれしい話し。
[PR]

by tamai12H | 2007-06-28 07:20 | 味噌の歴史
2006年 04月 12日

地名の付いた味噌が多いわけ

地方名のついたみそが多いのはなぜですか?

 江戸みそ、越後みそ、仙台みそ、信州みそ、三州みそなど、みそに地名をつけたものは数多く見られます。これは室町時代に広く一般庶民の間に普及したみそが、その土地の原料資源や独特の風土によって、地方色豊なみそへと仕込まれていった名残といえるでしょう。
 また、江戸時代には、地方名ををつけたみそが江戸で考えられるようになったとされています。「江戸流行料理通大全」には、上赤みそ、田舎みそ、麦麹みそ、煮こしみそ、三わりみそ、中白みそ、並みそなどと並んで、南部みそ、三州みそ、尾張みそ、伊勢みそ、仙台みそなどの名前が見られます。


一夜みそとは?

 一晩で簡単に速成されるところからこの名が出たみそで、昔、農家の当座用として造られたものと考えられています。
 造り方は、大豆1、米麹1、塩0.5くらいの割合で材料を用意し、まず大豆を軟らかく煮て潰し、そこに麹を加えてよく混ぜます。これをだんご状にして、むしろで包み、暖かいところに半日から一晩置きます。そうすると、粘りが出てみそらしくなり、さらにつき混ぜて一晩たつとみそができ上がるとされます。市販品の増えた今は、ほとんど造られることはありません。


「手前味噌」の由来は?

 みそは造り方が簡単だったので、その製造法が普及すると、各家庭で自家用のみそを仕込むようになりました。俗に「みそを買う家は蔵建たぬ」といわれ、その昔は、買いみそをするのは家の恥じとされていたのです。一家の主婦は、毎年丹精を込めて一年分のみそを造り、それを家族たちは「おらがうちのみそは日本一だ」と自慢しては、毎日食べていたのです。
 「手前味噌」とは、自分で自分を褒めることを意味しますが、手作りみそへの愛着から生まれた言葉なのです。


「みそをつける」とはどんな意味ですか?

 みそをつけるとは、失敗した、しくじった、という意味です。これは火傷をしたときにみそをつけたことから始まっています。
 昔は、火傷にみそをつけるとよいとされました。医学的な根拠はありませんが、冷たいみそで冷やせば火傷が治ると信じられていたのかもしれません。けれども、火傷をすることは”あやまち”であるわけで、ここからやり損なったことを「みそをつける」というようになったのです。
 そのほかにも、みそにまつわる言葉はたくさんあります。中でも「着物、質に入れてもみそは煮ておけ」「かかあ、質に入れてもみそを煮ろ」「五割の金を借りてもみそを造れ」などには、みそ造りに対する執念が読み取れます。
 さらに「みそが腐ると人が死ぬ」「みそが酸っぱくなるとその家に不幸がある」なども、単なる迷信というより、みその手入れを怠って、みそを腐らせるようなことがあってはならぬという戒めでしょう。
 また、これと同義語の言い伝えとして、「みその桶はかわやの傍らへ置け」というものもあります。若干、不潔な感じもしますが、お手洗いに行くたびに、手入れをするくらいの心がけが大事であるとの戒めです。一方、「バカの三杯汁」というように、よいことずくめのみそに対しても、食べ過ぎを戒めたことわざもあります。これには三杯もおかわりするのは図々しいという意味もあるとされます。
 このように、みそに関することわざがたくさんあることからも、みそは日本人の生活と切り離せないものであることを、改めて感じさせてくれます。
[PR]

by tamai12H | 2006-04-12 13:47 | 味噌の歴史